更年期でやる気が出ないのはなぜ？対処法について解説！

2024年7月3日2024年7月18日

更年期とは、一般的には女性が閉経を迎える前後約10年間を指し、年齢にすると40代後半から50代前半が当てはまります。

この時期は心身に変化があらわれる人もみられ、その変化によって日常に支障をきたす場合は、更年期障害と呼ばれることもあります。

昨今は女性に限らず男性でも更年期障害に悩まされるケースも多いようです。

更年期になるとやる気の低下やホットフラッシュ、食欲不振、イライラなどのさまざまな症状が見られます。今回は、やる気がでない症状にスポットを当てて、その理由と対処法について解説します。

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更年期でやる気が出ない理由

更年期でやる気がでない理由の1つに、更年期後におこるエストロゲンの減少が挙げられます。エストロゲンとは女性ホルモンの1つで、セロトニンやノルアドレナリンの機能に関係しています。

セロトニンやノルアドレナリンはやる気を引き出すホルモンといわれています。そのためエストロゲンの減少でこれらのホルモンが分泌されなくなると、やる気も出なくなることがあるのです。

更年期でやる気が出ない場合は、次の対処法を実践してみてください。

適度に運動をすると、更年期に現れる不快な症状が軽減されるとの研究結果が報告されています。更年期の症状に有効な運動として、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動が挙げられます。

運動をすると気分が爽快になり、やる気の向上が期待できる点も魅力です。ストレスの発散やリラックス効果も期待できるので、日ごろから運動をする習慣がない方は、まずは楽しく運動をすることからはじめてみてください。

更年期の症状がなかなか解消されなかったり、日常に支障が出たりする場合は、病院を受診することをおすすめします。

病院を受診するとホルモンを補充する治療を受けられます。低下した女性ホルモンを補うことで、症状の軽減が期待できるでしょう。

標準治療の薬が合わない場合は、漢方薬を処方してもらえます。症状や体質に応じた漢方薬を服用することで、副作用を抑えながら、更年期の症状改善を目指せます。

更年期の症状を改善するために有効なサプリメントとして、大豆由来の食物サプリ「エクオール」が注目されています。

エクオールにはエストロゲンのような作用があるため、更年期症状を和らげる効果が期待できるようです。女性だけではなく男性の更年期症状を緩和する効果も期待できるので、試してみるとよいでしょう。

更年期を乗り切るためには、栄養バランスのとれた食事を摂ることも大切です。とくに、以下の五大栄養素をバランス良く摂取できるように心がけるとよいでしょう。

以上に加えてエクオールの由来成分となる大豆イソフラボンを摂取するのもおすすめです。大豆イソフラボンを多く含む食品として、豆腐や油揚げ、納豆などの大豆食品が挙げられます。

エクオールは、腸内細菌によって大豆イソフラボンから作られる成分です。低下したエストロゲンをカバーするためにも大豆イソフラボンを積極的に摂取して、エクオールを取り入れましょう

更年期で女性ホルモンが減少すると自律神経も乱れがちになります。さらに日ごろからストレスを抱えている方は、更年期によって乱れた自律神経がさらに悪化する恐れもあります。

そのような場合は、ストレスケアを実践してストレスによる自律神経の乱れを緩和しましょう。たとえば日ごろはシャワーで済ませている方は、湯船にお湯をためて入浴するのもおすすめです。

リラックスできるお湯の温度は38度～40度程度といわれています。熱くし過ぎると、逆に体に負担となりますので、適度な温度で入浴するようにしてください。

またアロマオイルを焚いて、香りの効果でリラックスするのもよいでしょう。ラベンダーやレモングラスなどの香りは、リラックス効果が期待できます。

更年期障害でやる気が出ない場合は、整体を受けてリラックスするのもおすすめです。江戸川区西葛西にあるカミヤ整体院では、更年期症状にお悩みの方にピッタリな脳整体と呼ばれる施術メニューがあります。

脳整体とは、ソフトな刺激で脳脊髄液と呼ばれる体液の循環を改善して、体の不調を整える施術法です。リラックスできるうえに自律神経にもアプローチできる施術方法なので、更年期に独特のやる気がでない症状への効果が期待できます。更年期障害でやる気が出ない場合は、ぜひご相談ください。